【映画評論本】絶滅危惧種映画たち

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すべての映画はいつか滅ぶ  筆者が刊行を始めたZINEの『さよなら、レンタルビデオ VHSだけで観られる映画たち』はDVDや配信にならず、忘れ去られた映画の声を届けんとする試みだった。続刊を出すうちに、ビデオだけではなくLDや英会話映画ゲームソフト、映画紹介番組、無人レンタルロボ等、様々な消失物に追悼を捧げてきた。  さらに、配信作品すらもその消えゆく残酷な運命を思い知り、『配信終了! ネットの海の藻屑に消えた映画たち』を刊行した。そうしてわかったことは、どんな映画であれ、滅するときが来るということ。どれだけヒットしようと、賞を獲得しようと関係ない。あらゆる映画がいつかは観る手段を絶たれる”絶滅危惧種映画”なのだ。  日本映画史上、最も収益を上げた映画になるかもしれない『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』も例外ではない。本書は、絶滅可能性の高い映画にフォーカスすることをコンセプトにしてみた……はずだったのだが、書き始めてすぐ「どの映画もいつかは消えるなら、選別する意味がないのでは?」と気づいてしまった。忘れられたり、封印されてから”レアもの”とありがたがるのは、いかがなものかと常々思っている。  とはいえ、このままでは本としてまとめるほどの紙数に満たないため、途中からは筆者が過去に執筆し、現在は掲載サイトの閉鎖等に伴い閲覧できないコラムや、取材はしたが諸事情あって没にした記事を掲載させていただいた。  また、かつて運営していたオンラインVHSレンタル「カセット館」の一部ログも載せ、闇に葬った私的映画活動の墓場というか、絶滅映画文筆の遺跡群のような本となった。一部の文章はいま読むと、つたなさや考え方の浅はかさにクラクラしてしまうのだけれど、当時の自分だからこそ獲得できた視点もあり、一介の映画ライターが映画にコミットし続けた軌跡を、あたたかい目でご覧くだされば幸いだ。 ジャンル:映画評論本 サイズ:A5 ページ数:96ページ 文字数:約76000字

すべての映画はいつか滅ぶ

【映画評論本】絶滅危惧種映画たち
【映画評論本】絶滅危惧種映画たち
すべての映画はいつか滅ぶ  筆者が刊行を始めたZINEの『さよなら、レンタルビデオ VHSだけで観られる映画たち』はDVDや配信にならず、忘れ去られた映画の声を届けんとする試みだった。続刊を出すうちに、ビデオだけではなくLDや英会話映画ゲームソフト、映画紹介番組、無人レンタルロボ等、様々な消失物に追悼を捧げてきた。  さらに、配信作品すらもその消えゆく残酷な運命を思い知り、『配信終了! ネットの海の藻屑に消えた映画たち』を刊行した。そうしてわかったことは、どんな映画であれ、滅するときが来るということ。どれだけヒットしようと、賞を獲得しようと関係ない。あらゆる映画がいつかは観る手段を絶たれる”絶滅危惧種映画”なのだ。  日本映画史上、最も収益を上げた映画になるかもしれない『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』も例外ではない。本書は、絶滅可能性の高い映画にフォーカスすることをコンセプトにしてみた……はずだったのだが、書き始めてすぐ「どの映画もいつかは消えるなら、選別する意味がないのでは?」と気づいてしまった。忘れられたり、封印されてから”レアもの”とありがたがるのは、いかがなものかと常々思っている。  とはいえ、このままでは本としてまとめるほどの紙数に満たないため、途中からは筆者が過去に執筆し、現在は掲載サイトの閉鎖等に伴い閲覧できないコラムや、取材はしたが諸事情あって没にした記事を掲載させていただいた。  また、かつて運営していたオンラインVHSレンタル「カセット館」の一部ログも載せ、闇に葬った私的映画活動の墓場というか、絶滅映画文筆の遺跡群のような本となった。一部の文章はいま読むと、つたなさや考え方の浅はかさにクラクラしてしまうのだけれど、当時の自分だからこそ獲得できた視点もあり、一介の映画ライターが映画にコミットし続けた軌跡を、あたたかい目でご覧くだされば幸いだ。 ジャンル:映画評論本 サイズ:A5 ページ数:96ページ 文字数:約76000字